謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!
今日のケロロ軍曹の感想。
サブタイトル §
第14話「五人集結! たぶん史上最大の作戦 であります」
あらすじ §
ドロロに戻って来て欲しいケロロは、様々な地球侵略作戦を考えます。
しかし、ドロロはどれも気に入りません。どんな作戦なら良いのか、と問うケロロに、ドロロは「街を花で一杯にする作戦」と答えます。
ケロロはそれを実行することに決め、ドロロと共に人間の関係者にも手伝わせ、クルルの用意した種を町中に蒔きます。
ケロロが何か悪いことをすると思った夏美はその行動を警戒して見ていましたが、途中で彼らの善意に心を打たれ、こっそり協力します。
しかし、せっかくの花も、勝手に植えてはいけないという理由で全て回収されてしまいます。その花は、桃華の家が所有する島に運ばれます。
一輪だけ花が街に残っていて、夏美と小雪はそれを見ます。
しかし、花は巨大化し怪物になります。
感想 §
いい。いいですよ、これは。
絶対に破綻した変な結末になると思わせていながら最終的にしっとりとした良い話で終わりそうになる意外性。しかし、最後の最後で、やはり変な結末になる演出の上手さ。
クルルが用意した種ですから、こうなるのは当然ですね。しかし、そうなるはずだと思わせつつ、そんなことにはならない展開が続くことで、「今回は泣かせる良い話をやるのか」と視聴者に思わせた後で、まさに最初に予測された展開になります。
キャラの行動も良いですね。
ケロロ小隊の行動も良いですが、警戒する夏美や、こっそりスパイしてしまう冬樹もなかなか気持ちを感じさせる良いシーンが続きますね。
尾行に気付いて遠回りする小雪も鋭いですが、ちゃんと備考を完了したギロロもなかなか優秀ですね。
そして、何より重要なことは、街を花で一杯にしたところで、侵略者のケロロ小隊としては何の意味もないことですね。
それでも、そういう行動を取ってしまう彼らは魅力的です。
今回の一言 §
ケロロを壁に踏みつけにする夏美、ストレートな気持ちよさに溢れた描写ですね。